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【佐渡×東京】「おせっかいが生み出すサステナビリティ」

更新日:9月24日

【佐渡×東京】ネイバーフッドサロン

今回のサロンのテーマは「おせっかいが生み出すサステナビリティ」。


さもすると面倒に感じてしまう「おせっかい」の文化。個人の自由を標榜する近代の地域計画においては、「濃い」関係性を 想起させるこの言葉は少し敬遠されてきたように思います。一方で、マーケティングの世界では、情報があふれる現代の購買行動が、AIのお勧めよりも、知人から聞いた ストーリーを頼りに行動しやすいことがわかってきており、個人の自由による情報の 選択性から、キッカケを提供するストーリー提供が重視されはじめています。 寛容性のある「おせっかい」は存在するのか?日々「おせっかい」を実践されているコミュニティナースの矢田さん、としま会議の中島さんのお二人をお迎えして、その コツや地域にもたらす持続可能性について掘り下げました。



コミュニティナース・矢田さんのスローネイバーフッド

矢田さんは、コミュニティナースカンパニーという、自分の住んでいる街にもコミュニティナースをやりたいという人たちとの共同体を作られた方です。

矢田さんは、コミュニティナースとはまさに「おせっかい」だと言います。ただし、やってもいいですか?と聞いてからやる「余計な」おせっかいとは違います。


そして、矢田さんはこのおせっかいを通して、物理的にも心理的にもへだたりなく、健康に対して働きかけてくれる人「コミュニティナース」を実現されているのです。


現在、矢田さんの地域では、お酒やコーヒーを買いに来たついでに健康相談が始まるといいます。地域の人とのつながりが生まれることで、健康相談が増えているのです。また、コミュニティナース目的に年間250人が島根を訪れ、コミュニティナースを起点に地域外の全国につながりが広がっていると言います。矢田さんは、「おせっかい」を通じて、継続的な関係性が築かれていった先にある、ご近所さんとして「もう無理」と言える関係性、お互いにちょっとずつ依存しあっている関係性がスローネイバーフッドだと締めくくりました。



としま会議・中島さんのスローネイバーフッド

コミュニティづくりのプロである中島さん。現在は「としま会議」というコミュニティを通じて、まちを楽しむ入り口づくりをされています。


としま会議から増えたことは、地元の飲み会、移住者、会社、イベント、まちの拠点、ローカルコンテンツ…などさまざま。そしてこうした変化によって、地元に愛着を持つ人が増え、地元に拠点を持つ人が増えたそうです。こうした活動の中で見え来たことは「仲間が増えると自分も何か始めたくなる」ということだと言います。そして、まちにコミットしていく人が増え、地域活性化にも繋がっていくことがわかってきました。


しかし、それと同時に中島さんは、「もうコミュニティの時代ではないのだろうか?」と参加者に問いかけます。なぜならコミュニティはコミュニティ同士の分断を生むからです。これからの時代は、コミュニティ同士をつなぐ、グラデーションをつくる、豊かな生態系をつくる、「さよなら、コミュニティ」である。コミュニティを創る人は、コミュニティの外に出よう=つながりが薄くなった時代における「おせっかい」の意義を再確認しなければならない、と締めくくりました。


 

佐渡との中継

今回の佐渡との中継では、佐渡おけさが披露され、参加 者の目を楽しませた。サロン終了後に、佐渡を訪れる別 企画の案内もあり、今後の展開が期待される回の締めくくりとなりました。







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